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はじめに:ストレッチしても柔らかくならない理由

「毎日ストレッチをしているのに、全然柔らかくならない」「ヨガや体操をしても前屈が変わらない」――そんな悩みを持つ方は少なくありません。実は、柔軟性が上がらない原因は、筋肉の硬さそのものではなく、体の使い方や神経の反応にあることが多いのです。

私たちの身体は、筋肉だけで動いているわけではありません。関節、神経、呼吸、姿勢など、すべてが連動して動作を作り出しています。そのどこかに制限やバランスの崩れがあると、いくら筋肉を伸ばしても「柔らかくならない」と感じてしまうのです。

そこで注目されているのが、ピラティスによる“しなやかさ”の再教育です。ピラティスは筋肉を無理に伸ばすのではなく、正しい姿勢と動作を通して、体が自然に動けるように整えていくメソッド。つまり、筋肉を「伸ばす」のではなく、「伸びる状態をつくる」トレーニングなのです。

本記事では、なぜストレッチだけでは限界があるのか、そしてピラティスで柔軟性が高まる理由を、理学療法士の視点からわかりやすく解説していきます。

柔軟性とは「筋肉の長さ」ではなく「動かし方」

柔軟性というと「筋肉をどれだけ伸ばせるか」というイメージを持たれがちですが、実際はそれだけではありません。柔軟性とは“動作のしなやかさ”であり、体がスムーズに連動して動く能力のことを指します。つまり、筋肉を伸ばすだけでなく、関節・神経・呼吸など、全身の調整が必要になるのです。

① 筋肉の硬さよりも“動きの制限”が問題

筋肉は単独で硬くなるのではなく、姿勢や動作のクセによって「動かなくなっている」だけのことが多いです。たとえば、猫背や反り腰の姿勢では、背骨や骨盤の動きが制限され、その結果として太ももや背中の筋肉が硬く感じられます。つまり、「筋肉が伸びない」のではなく、「関節が正しく動いていない」のです。

② 神経の“防御反応”が柔軟性を止める

体を前に倒すとき、「これ以上伸ばすと危険」と脳が判断すると、神経が筋肉にブレーキをかけます。この防御反応は「伸張反射」と呼ばれ、筋肉を守るための自然な反応です。つまり、強く引っ張るほど筋肉が抵抗し、逆に硬さが増してしまうこともあるのです。

③ 呼吸と姿勢の乱れが“しなやかさ”を奪う

姿勢が崩れて胸が閉じると、呼吸が浅くなり、体の動き全体が硬くなります。浅い呼吸は交感神経を優位にし、筋肉を緊張させる方向に働くため、リラックスして伸ばすことが難しくなります。姿勢を整え、深い呼吸ができるようになることが、柔軟性を引き出す第一歩です。

つまり、柔軟性を高めるために大切なのは、筋肉を“強く伸ばす”ことではなく、“正しく動かす”こと。そのための最適なアプローチが、ピラティスなのです。

ピラティスが柔軟性を高める3つの仕組み

ピラティスでは、単に筋肉を伸ばすのではなく、「筋肉・関節・神経の協調性」を整えることで、体の動きをスムーズにしていきます。その結果、ストレッチでは届かない深層の緊張がほぐれ、自然と柔軟性が高まります。ここでは、その3つの仕組みを見ていきましょう。

① コア(体幹)の安定が“無駄な緊張”を減らす

体幹が不安定なまま無理に動こうとすると、体はバランスを取るために余計な筋肉を使ってしまいます。たとえば、背中や首、太ももなどが常に緊張してしまい、結果として柔軟性が下がるのです。ピラティスでは体幹を安定させたうえで手足を動かすことで、必要な筋肉だけが働く「省エネな動き」を身につけます。

② 背骨をひとつずつ動かし、“しなやかさ”を再教育する

ピラティスの特徴のひとつが「背骨の分節運動」です。これは、背骨を1本ずつ丁寧に動かしていくことで、硬くなった背中や腰の動きを取り戻すエクササイズです。背骨が柔軟に動くようになると、体全体の動きが連動しやすくなり、結果として股関節や肩の可動域も広がります。つまり、柔軟性の鍵は“背骨”にあるのです。

③ 神経の働きを整え、“伸びやすい身体”をつくる

ピラティスの動きは、神経の感覚を高めるように設計されています。どの筋肉をどのタイミングで使うかを意識的にコントロールすることで、脳と身体のつながりが強化されます。これにより、神経の過剰な防御反応が減り、筋肉が安心して伸びるようになるのです。

このように、ピラティスは「筋肉を柔らかくする運動」ではなく、「体の動かし方を整える運動」。その結果、自然に動ける=柔軟な身体が育っていくのです。

呼吸が筋肉の緊張をほどく

柔軟性を高めるうえで、意外と見落とされがちなのが「呼吸」です。筋肉は、体が緊張しているときほど硬くなります。そしてこの緊張をやわらげるために必要なのが、深くゆったりとした呼吸。ピラティスでは、呼吸を通して筋肉の緊張をほどき、自然に柔軟性を引き出していきます。

① 浅い呼吸は筋肉を硬くする

ストレスや疲労がたまると、呼吸は無意識に浅くなります。浅い呼吸では、横隔膜や肋骨が十分に動かず、身体の中心が固まりやすくなります。すると背中や首、太ももなどの筋肉が常に緊張し、体が“力んだ状態”に。柔軟性を上げたいのに、体が硬くなるという悪循環が起こってしまうのです。

② ピラティスの胸式呼吸で体幹をゆるめる

ピラティスでは、胸式呼吸といって肋骨を横に広げるように息を吸い込みます。この呼吸によって横隔膜がしっかり動き、背中から体の奥の筋肉まで酸素が行き渡ります。同時に、体幹の深層筋(腹横筋や骨盤底筋)が自然と働くため、「ゆるむ」と「安定する」が同時に起こるのが特徴です。

③ 呼吸が神経の働きを整える

深い呼吸には、副交感神経を優位にする作用があります。これは、リラックスするときに働く神経で、呼吸を通してこの神経を刺激することで、筋肉の緊張が少しずつほぐれていきます。呼吸を整えることは、単にリラックスするためだけでなく、身体が“伸びやすくなる状態”を作る神経的な準備でもあるのです。

④ 呼吸と動作を合わせることでしなやかさが育つ

ピラティスでは「吸う」「吐く」の呼吸の流れに合わせて動作を行います。この一体化によって、体の内側と外側が連動し、動きが滑らかになります。呼吸とともに動くことで、筋肉の伸び縮みが自然になり、結果として柔軟性が向上します。まさに、呼吸が体を整える最も身近なツールなのです。

深く呼吸しながら動くピラティスは、筋肉を「伸ばす」のではなく「ゆるめる」アプローチ。だからこそ、ストレッチでは感じにくい“しなやかさ”が手に入るのです。

トレーニングとの組み合わせで“動ける柔軟性”を育てる

ピラティスで身体を整えたあとは、トレーニングを組み合わせることで「動ける柔軟性」を育てることができます。柔らかくなった筋肉や関節を、実際の動作の中で使えるようにしていくことで、より安定してしなやかに動ける体へと変化します。

① 柔軟性だけでは“動きの安定”が足りない

ストレッチやピラティスで柔らかさを得ても、筋力が不足していると正しい姿勢を保つことが難しくなります。柔らかいだけの体では、重力に負けやすく、かえって腰や膝に負担をかけてしまうことも。そこで重要なのが、「安定した柔軟性」=動ける柔軟性です。

② トレーニングで関節の“支える力”をつける

柔らかく動けるようになった関節を支えるためには、筋肉の適度な強さが必要です。ピラティスで整えた体に、トレーニングで力を加えることで、動作の精度が上がり、フォームが崩れにくくなります。これにより、体はより大きく、しなやかに動かせるようになります。

③ 呼吸と力のコントロールで“しなやかに強い”身体へ

REBASEでは、ピラティスで得た呼吸のリズムや体幹の安定をそのままトレーニングに応用します。力を入れるタイミングと呼吸を合わせることで、無理なく全身の筋肉が連動し、効率的に動けるようになります。これが、柔軟性と筋力を両立させるためのポイントです。

④ 柔軟性×安定性の相乗効果

ピラティスとトレーニングを組み合わせると、柔軟性と安定性がバランスよく整います。これは、しなやかに動くための理想的な状態。日常生活では疲れにくくなり、スポーツでは動きが滑らかになるなど、「動作の質」そのものが向上します。

REBASEでは、ピラティスとトレーニングを一体化させたプログラムで、ただ柔らかくするのではなく、動ける身体を育てます。だからこそ、「柔らかいだけでなく、強くしなやかに動ける身体」を目指したい方にぴったりのアプローチです。

高崎でしなやかな身体づくりならREBASEへ

REBASE(リベース)は、高崎市にあるパーソナルトレーニング&ピラティススタジオです。理学療法士とパーソナルトレーナーが在籍し、「身体を整えてから鍛える」という独自のアプローチで、柔軟性と安定性を両立させた身体づくりをサポートしています。

① 理学療法士による動作・姿勢チェック

REBASEでは、最初に理学療法士が姿勢や関節の動きを丁寧に評価します。どの部分が動いていないのか、どこに負担がかかっているのかを明確にしたうえで、あなたの身体に合ったピラティスやトレーニングを提案します。これにより、「柔軟性を上げたいけど、どこを伸ばせばいいのか分からない」という方でも安心して始められます。

② ピラティスで体の“しなやかさ”を取り戻す

マシンピラティスを用いて、背骨や骨盤の動きを丁寧に整えながら、無理のない範囲で柔軟性を引き出します。体を引っ張るのではなく、自分の力でコントロールしながら動くことで、“動ける柔軟性”を育てるのが特徴です。呼吸を深めながら行うため、心身のリラックス効果も期待できます。

③ トレーニングで安定した動きをつくる

柔らかく動けるようになった身体に、適切な負荷を加えることで、安定したフォームと正しい姿勢を維持できるようになります。REBASEでは、過度な負荷をかけるのではなく、動作の質を高めながら少しずつ強さを育てていくスタイルを大切にしています。

④ 一人ひとりに合わせたパーソナルプログラム

「前屈が苦手」「肩まわりが硬い」「姿勢を良くしたい」など、柔軟性に関する悩みは人それぞれ。REBASEでは、お客様の身体の特徴や生活習慣を踏まえたうえで、最も効果的なアプローチを行います。体が硬い方でも、安心して変化を実感していただけます。

柔軟性を上げたいけれど、何をしても変わらなかった――そんな方こそ、REBASEのピラティス×トレーニングを体験してみてください。しなやかに動ける身体は、姿勢も美しく、疲れにくく、心まで軽くしてくれます。

無料体験受付中

REBASEでは、「柔軟性を上げたい」「身体をしなやかに動かしたい」という方に向けて、無料体験レッスンを実施しています。マシンピラティスとトレーニングを組み合わせた独自のプログラムで、ストレッチでは感じられなかった“動ける柔軟性”を体験していただけます。

体験では、まず理学療法士が姿勢や関節の動きをチェックし、あなたの身体がどのように動いているのかを分析。そのうえで、ピラティスで「整える」、トレーニングで「動かす」という流れを体験します。多くの方が「体が軽くなった」「今までより呼吸が深くできる」と実感されています。

ストレッチを頑張っても柔らかくならなかった方、体が硬くて運動に苦手意識がある方でも大丈夫です。REBASEでは、一人ひとりの身体に合わせて無理のないメニューを作成します。少しずつ動ける範囲を広げながら、しなやかで疲れにくい身体を一緒に育てていきましょう。

高崎で「柔軟性を上げたい」「姿勢を整えたい」という方は、ぜひ一度REBASEへ。体の変化を“感じるストレッチ”ではなく、“動ける体づくり”で体感してみてください。

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